健康コラム
2018年05月30日
こんにちは、テアシス城陽長池、院長の井上です。
私は当院にいらした方に全力で施術をします。その方が元気になるために、あらゆる手段を使います。
しかし私がどれだけ力を尽くしても、それだけでは足りません。
あなたの「気持ち(モチベーション)」がなにより重要です。
私がどれだけ全力を出したとしても、あなたの改善へのモチベーションが下がって、来なくなってしまったら・・・ 私は施術をすることはできませんし、アドバイスも出来ません。
今の症状を改善していくためには、あなたの気持ち・モチベーションを維持していくことが重要です。
その1つとして私が出来ることには、「希望をお見せする」ということがあります。
施術を受けていただいて、「続ければ元気になれそう!」と感じられれば希望を感じられますよね。
しかし自律神経系の症状やアトピーなどの場合、1回2回で明確な症状の変化は出にくいです。
そういう時でもモチベーションを維持していただくことが重要ですが、どうしたら良いのでしょうか?
腸の状態を上手く保つことがモチベーションを維持する秘訣
気持ちが落ち込む・モチベーションが下がってしまう方にある程度共通することとして、「薬を飲む量が多い」というのがあります。
頭痛持ちで鎮痛剤をいつも飲んでいる・精神安定剤を飲んでいるetc こうした方は腸が上手く働いていません。
おそらく便秘がちなのではないでしょうか?
腸はとても重要で、第二の脳と呼ばれています。
その役割の1つに「セロトニンを作る」ことがあります。
セロトニン、聴いたことありますか?別名幸せホルモン。これの90%が腸で作られているので、幸せを感じられるかは腸の状態に大きく依っているのです。
薬で痛みや症状を抑えることも重要ではありますが、薬は腸に負荷をかけます。
某有名鎮痛剤は胃腸のバリア機能も弱くなり、粘膜が荒れやすくなるので、使っていると腸が弱まっていきます。
精神安定剤なども同じで、腸を荒らしてしまいます。
だから薬は使いすぎに注意と言われるんです。
このセロトニンが腸で上手く出るようにしていくことが重要です。セロトニンが出ていると、モチベーションを保ちやすくなるからです。
あなたが出来ること
■食からのアプローチ
乳製品、大豆製品、カツオやマグロ、ナッツ類、バナナ、卵などを摂取すると、セロトニンが出やすくなると言われているので、積極的に摂取してみる
■単純なリズム運動
運動不足もセロトニン不足の原因の1つになります。
そこで重要なのが単純なリズム運動。
ウォーキング・スクワット・ジョギングなど、同じ動作を繰り返す運動を行うことでセロトニンが出てきます。
ジョギングやスクワットは大変だと思うので、30分程度のウォーキングが良いですね。
■ガムをかむ
ガムを噛むことも単純運動なので、日常でガムを噛むことを取り入れてみましょう。
これが一番簡単かもしれません。スポーツ選手もよくガムを噛んでいますが、あれはモチベーションのためなんですね。
以上のようなことを生活に取り入れることで、気持ちをコントロールしやすくなっていきます。
そしてそれは改善へつながっていきます。
モチベーションを維持して、体のゆがみを1回1回整えていく。こうすれば体は変わっていきます。
改善へのモチベーションを保つことが重要で、そのために日常生活で出来ることがある。これをぜひ知っておいてください。
健康コラム
2018年05月2日
こんにちは、テアシス城陽長池、院長の井上です。
皆さんは不調の時に、薬を使いますか?
-頭痛の時に鎮痛剤を飲む
-ひどい腰痛の時に、痛み止めを飲む
-アトピーがひどいので、ステロイドを使う
薬があることで、今ある症状を抑えられたり、気にならなくなるので、常備している人も多いのではないでしょうか?
しかし一方で、薬に対してこんなことも思っていませんか?
「このまま薬を使い続けて良いのかな」
「薬を使いすぎていて、身体に悪い影響がないか不安」 などなど。
今回は薬との付き合い方について、少しまとめていこうと思います。
薬には良い面と悪い面がある
まず薬に関する基本的なこととして、「薬には良い面・悪い面、どちらもある」ということです。
ですから薬は「使い方」次第ということです。それ自体が良い悪いのではなく、使い方に良い悪いがあるということです。
一番わかりやすいのがアトピーの時のステロイドでしょう。
アトピーはとてもつらい症状です。
顔や肌に炎症が起こる。かゆいし見た目が気になってしまう。
だからそれをなんとかしたいからステロイドを使う。ステロイドがないとかゆみのせいで眠れない日も多い。ステロイドのおかげで、生活出来ている。
しかし一方で、ステロイドを使わないと症状がぶり返すので、あくまで一時しのぎにしかならず根本改善にはならないし、ステロイドのせいで正常な免疫反応が抑えられるので、使わない時の状態が悪化してしまうこともあります。
ステロイドを使わないとか使い続けるとかではなく、「どう使っていくのか」を考えるべきなんですね。
薬を使いつつも、同時に根本的な改善を追求すること
重要なことは、「薬を使いつつも、同時に根本的な改善を追求すること」だと思います。
腰痛の時も、痛み止めで一時は痛みをおさえつつ同時に身体のゆがみを整えていくことで、薬を使わなくても痛みがない状態に戻ることが出来ます。
アトピーの時も、最初はステロイドを使いながら身体のゆがみを整えていき、免疫力が徐々に戻るにつれて、ステロイドを使う量や回数を徐々に減らしていく。
どうしても一時しのぎをしたいこともあると思います。
一時しのぎを薬でしておいて、身体を根本的に整えるのであれば一番スムーズに改善を追求することが出来ます。
だから薬が良いとか悪いとかは考えないでください。過剰に使うのもかたくなに使わないのも、どちらも正しくないと思います。
適切に使って、最終的に使わない状態に戻っていければいいんです。
薬との付き合い方で生活の質が変わります。ぜひ今回の内容を紹介してください。
健康コラム
2018年04月30日
みなさんこんにちは、テアシス城陽長池です。
最近は「身体のゆがみ」という言葉も広まりつつあり、ゆがみを治したいという人も増えてきています。
身体のゆがみを整えるために、多くの人が頭に浮かぶのが「矯正系」の施術だと思います。
骨盤矯正や背骨矯正ですね。
確かに骨盤のゆがみや背骨のゆがみを整えることが重要であると、私も強く思います。
骨盤や背骨がゆがむと、身体のバランスが崩れて、様々な不調につながっていきます。
しかし一方で、「骨盤矯正や姿勢矯正だけ受けていては不十分」だとも思います。
骨盤矯正や姿勢矯正は、根本的な原因を整える施術ではないからです。
骨盤矯正や背骨矯正で、こんな経験ありませんか?
・骨盤矯正を受けて、その日は腰がラクになったが、翌日に痛みがぶり返した
・骨盤を整えたら足が細くなったが、2日後には戻っていた
・骨盤を整えて足の左右差がなくなったと思ったら、すぐに左右差が出てしまった
・背骨矯正を受けた直後は姿勢が真っすぐだったのに、椅子に座っていたら猫背になってきた
・背骨を整えて首がラクになったけど、すぐに痛みが戻ってきた etc
どうでしょう、あなたは骨盤矯正や背骨矯正を受けて、こんな経験ありませんでしたか?
こういう経験はつまり、「矯正を受けても症状がすぐに戻ってしまう」ということです。
症状が戻る=再発するということは、根本的な原因を取り除けていないということです。
骨盤矯正や背骨矯正だけでは、根本原因にはアプローチ出来ないということです。
骨盤と背骨のゆがみの奥にあるもの
骨盤や背骨のような骨格というのは、それだけでゆがむわけではありません。
骨格は筋肉に支えられていて、筋肉のバランスが崩れることで、骨格もゆがんでいってしまいます。
背骨は筋肉で手とつながっています。骨盤は筋肉で足とつながっています。
手と足の筋肉のバランスが崩れてしまうことで、骨盤や背骨がゆがんでいくということです。
これで骨盤矯正や背骨矯正だけでは不十分だということがわかっていただけると思います。
骨盤をゆがませる・背骨をゆがませているのは、手と足の筋肉バランスだということを。
何回も骨盤矯正を受ける、何回も背骨矯正を受けるというのは、結局のところ一時しのぎを繰り返してるだけです。
一時しのぎをいくら繰り返しても、根本原因はなくなりません。
だから手と足を整えることが、なにより重要だということです。
施術料金が安いからと言って、背骨矯正や骨盤矯正だけを受け続けることはあまりおススメできません。
それよりもむしろ、根本的に改善すれば、時間も費用も最終的にはムダにならないのです。
そのためのテアシスのゆがみ直し。根本施術です。一時しのぎに施術に頼るのは、もうやめにしませんか?